青い梟の輪郭

感じたことを括り直すための内的な語りや対話です。

「森の音」へのステップ (1)

フィンランドで弾かせてもらった古楽器ヨウヒッコの音色が忘れられず、ついに入手しました。

「森の音」に近いことが最大の魅力だと、個人的にはそう思います。

しかしながら、人が聴く「森の音」とは一体どのようなものなのか?

 

今はまだそんな大きなテーマを扱うことはできないし、ヨウヒッコの演奏技術も素人ですが、少しずつ歩んでいきたいと考えます。

 

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しけんのじかん

かなり久々にその中に入ったけど、試験会場ってエグい場所だ。

何もかもが最初から区切られた世界。

そこに自分のリズムを合わせる。

はみ出そうもんなら追放される。

太陽の光は届かない。蛍光灯があるじゃないか。

新鮮な空気は届かない。空調があるじゃないか。

やることがない。試験があるじゃないか。

人間を馬鹿にしてんじゃねえぞ。

 

……なんて叫んだって場違いなだけだ。

 

雰囲気に飲まれないようにと気をつけていたが、雰囲気に馴染む必要があったと何かを聞き漏らしてから気が付く。

試験官の言葉は定型句で死んでいるので、意識的に耳を傾けないと頭に入ってこない。

ちゃんと聞いてますかとか、あなた置いてかれてますよ、なんて誰も言ってくれない。

 

神経が擦り減って仕方がない。

回復できる時間はここには生じえない。

 

クレームをつけまくっているが、高校のときはそれなりにやれてた。

胃腸は文句を言ってたが、そういうシステムに疑いは持っていなかった。

あの頃の盲目な自分に尊敬と冷笑を捧げたい。

 

今となっては小学生でさえ当たり前にこれを経験してるらしい。

おかしな世の中だ。

 

パニックになって退室してしまう子のことを知ってる。

そのつらさを無視したり軽視する気は微塵もない。

ただ一方で、その反応は正解だと思う。

それを病気扱いする大人はこの世から退室してくれ。

 

しかし、テストはなくならない。

どのように凌ぐべきか。

雰囲気に魂を捧げると、少しは楽になる。

そう、ある意味では、とても楽な空間なんだと割り切ればいい。

何をやるべきかは最初からすべて決まっている。

生きることをやめてしまえば、生き残れるってわけです。

 

お疲れ様でした。

 

【自然との対話についての対話2】のどが炎症

正確には、そう言ってるように見えた。

 

だから妄想じゃん。

 

目の前に相手がいなければ生じなかったであろう言葉という意味では妄想ではないと思う。

 

いや、単純な問題として、アゲハチョウは言葉を話さないでしょ?

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【自然との対話についての対話1】 アゲハチョウ

レモンの木が枯れた。

 

そんなにさっぱりした言い方でいいわけ?

 

だってもうどうしようもないし。

 

でも君のせいじゃん。枯れたの。

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