青い梟の輪郭

感じたことを括り直すための内的な語りや対話です。

【フィンランド滞在記5】ブルーベリーを摘んで食べる。

イハラに戻ってきて2日目。

今日も休日だ。
それはいいけど朝からやることがない。
とりあえず、日本から持ってきたゼノブレイド(3DS)やってた。
フィンランド来てまでゲームとかどうなんだとも思ったけど、フィンランドの子どもだってゲームやるわけだし、まあ、これはこれでありだ。

 

 バイオリンも少し弾いた。
こっちに来てからいくつか曲が出来た。
そのうち録音して動画にしたい。
けど、そのためにはまずこの家にある左利き用ギターの弦を入れ替えて右用にしないと。

 

昼は、持参した味噌と先日買った醤油で、味噌バター醤油にんじんラーメンを作って食べた。
にんじんとか今まで食わず嫌い状態だったけど、案外よい旨味が出ることを知った。
てかフィンランドの野菜うまい。
ユーゾのおかげである程度は調理法も分かったから食事に関しては自立できそうだ。

 

そして、ジョアキムと森にブルーベリーを摘みに行った。
といっても彼は彼で、ゼルダの伝説の新作に出てくる祠を作るぞとか言って、蚊と格闘しながらずっと泥をこねてた。
森に入る前、長袖のパーカーを着てる自分に向かって、暑いから半袖のがいいぞ、蚊なんて動いてりゃ刺してこないしな、みたいなこと言ってたけど、アホみたいにめっちゃ刺されてギャーギャー言ってた。
あんた何年ここに住んでんだよ。

森に入るとそこら中にブルーベリーが生えてる。
本の森とはまた違う独特の雰囲気で心が躍る。

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で、摘んできたのがこれで↓

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処理後がこんな感じ↓

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簡単に水洗いして砂糖を少し振りかけて食べたらとても美味しかった。
残った分は明日、寒天でゼリーにしてみる予定だ。


夕方、昨日あたりから肉食いたいと言いまくってたからかどうか知らないけど、
ジョアキムが今から肉買いに行くぞとショッピングに誘ってくれた。
車で15分ほどのところにスーパーマーケットがあった。
案外近くにスーパーがあることに安心した。
インスタント食品とパンを買うこともできた。
そして帰ってきて鶏肉を食べた。
久々の肉はやっぱり美味かった。

思うにここには、日本のような察してくれる文化はない。
ただ、あれがしたいこれがしたいと言えば、確かに聞いてくれる。
もちろん叶わないこともある。でも話は聞いてくれる。
察しないけど自由に生きればいいぞ、みたいな枠があるのだろうか。
この枠の正体を解き明かすことは、滞在における目的のひとつになりうるかもしれない。
とりあえずは、1日1日をしっかり生きよう。

 

どうでもいいけど、右手小指をかばいながら料理や洗い物をし続けた結果、なんとなく左利きになりつつあり、バイオリンの運指がこれまでよりスムーズになった気がする。